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現在、児童養護施設を退所した後、子供たちが生きていくには問題がたくさんあります。

・保証人が居なく住む場所が見つからない。
・施設を出て生活を安定させるまでの貯金がない。
・1ヶ月の生活を一人で過ごしてきてないので、どう支払いをして生きていけばいいのかわからない。


一度、道を踏み外してしまえば這い上がれるのは、本当に困難で
男の子ならホストになったりクスリを売ったり、反社になったりします。
女の子はキャバクラや風俗などに足を踏み入れてしまう子は後を立ちません。















そんな子供たちを、減らす為に養護施設の時から交流を持ち、職員や同級生とは違う関係を築き、退所した後の現実を教え、助けになるシステムを作りたいと考えます。
その中で、諦めがちな夢やしたい事を同時に応援し、退所した後の長い人生をしっかり見つめて欲しいと願います。18歳で世の中に出て、家族に頼れないからこそ、施設にいる間にしっかり自分の人生と向き合い、出た後もしっかり生きていけるようなシステムが、必要だと感じました。
そして、本当に助けが必要な時は、相談が出来る場所・安心する場所が提供できればと思います。

・退所しても生きていく術を知らないのなら、養護施設の間に教える必要があると感じます。
・孤独感に耐えられないのなら、仲間がいるそんな場所を提供したいと感じます。

一人で頑張って生きている子供たちに寄り添い、手を差し伸べる優しい世界を作りたいと考えます。

私たちの想い
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​児童養護施設出身の武山綾香の想い

私は小学1年生の頃に養護施設に入りました。
母親から離れてしまった寂しさや孤独感を抱きながら、人の顔色ばかりを気にして生きてきました。

自分の意見を言えば嫌われる。離れていかれてしまう。そう言う思いから自分の意見や気持ちを話す事は自然となくなり、八方美人で過ごしてきました。
退所後も、行く当てもなく自分一人で生きていく力もなく、夜のお仕事へ足を踏み入れました。
そこは、お金にも困らずキラキラした世界で人がたくさんいてお金を払えば構ってくれる。お金さえ払えば寂しさを忘れられるそんな世界でした。
自己肯定感の低さや、孤独感の塊だった私はその世界にハマっていき、金銭管理能力の低さから気がつくと1日に50万円くらい使ってしまう日もあり生活が出来なくなるサイクルから抜け出せず闇金に手を出す事もありました。でも、一人でいるふとした時の孤独感や寂しさが紛らうことはなく、自殺未遂、リストカットを繰り返しながらも、付き合ってた人からの愛情欲しさに必死に自分を殺し、1番じゃなくても2番目でもいいからと尽くしてきました。
それでも、浮気、暴力、裏切りなどが起きるそんな日々を繰り返し
人間不信になりつつも、それでも人と一緒にいたい、愛して欲しいという承認欲求は消えることはありませんでした。

 

今、私が死んでも悲しまれる事もなく誰にも気付かず、死ぬのかなと。
この広い世界で誰も私をちゃんと知らない孤独感。
そんな事を考える日々の一方で
底無し沼にハマって足掻いても足掻いても抜け出せない私をいつか、誰かが諦めないで何があっても手を離さず向き合ってくれる。

 

そんな人が現れて助けてくれたらな。と思い続けていました。

 

そこから数年が過ぎ、同じ過ちを繰り返しながらも自分の想いを伝える努力を続け、自己肯定感を高めていき、今に至ります。

 

そこで私が思うのは

 

色んな人と出会い、関わる事で全部じゃなくても少しでも自分の事を好きになったり、自己肯定感が上がったりするもんなんだと。
口にすればその想いが人に伝わり伝染して仲間が増えるんだという事です。結果が良くない結末だったとしても、その人との出会いでいい意味でも悪い意味でも変われるんだと思います。


以前、カウンセラーになりたいと話した私に「親から愛されてないお前が誰の話を聞けるんだ?」と。「家庭の相談を受けたら家庭を知らないお前は何のアドバイスが出来るんだ?お前には出来ない」と、言った人がいました。その時は悔しかったのに諦めてしまいました。
でも今は私だからできる相談があり、私だから他の人には見えない角度からの話も出来ると思います。
こんな事を言われてきましたが、きつい言葉でハッキリ言われる生活が続くと今まで自分の気持ちを言えなかったのに〝全部さらけ出し感情を出す。“という行動ができるようになりました。
結末や、途中の道のりは大変でもこの人との出会いで私は自分らしさも学べました。

 

ダメな所も自分。そこを自分自身が愛してあげながら、ありのままの自分でいいんだと。
ありのままの自分でも仲間や家族が出来るんだと、実感して欲しくてそんな場所を創りました。そして、“誰かのしたい事をアシストしていける存在でいたい“そう思います。

 

この年になって、改めて人との繋がりで人生は変わり、自分の脚で人生を切り開いていく。
そんな事が可能で、思い続けて口にしていけば同じ思いを抱く仲間ができ、応援してくれる仲間ができました。私にとっても初めての経験になりますが、この〝人との繋がり“を大事にしていけたらと強く思います。私の人生はまたこれから色んな人に出逢い、自分らしく生きる人生になるんだとワクワクしています。この想いや感覚を皆でシェアをして、みんなでHappyの連鎖を紡いでいけたらなと想ってます。

 

色々なプロジェクトや企画もたくさん描いているので、それを皆さんに発信してより良いものを一緒に創っていけたらなと想います。
〝誰かを支える“だけではなく、〝誰かに支えてもらう“と組み合わせて持ちつ持たれつの関係で、年齢も学歴も何もなくフラットな関係作りを目標にしたいです。
皆さんに会える事を楽しみにしてます♡

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